こんにちは。
慶應義塾大学を卒業した46歳会社員です。
現在、小学5年生の息子と一緒に中学受験に挑戦しています。

中学受験というと、多くの家庭では母親が中心になって子どもを支えている印象があります。
実際、我が家もそうです。
毎日の宿題の確認。
学習スケジュールの管理。
塾との連絡。
体調管理。
こうした日々のサポートは、妻が中心となって支えてくれています。
一方で私は会社員として働きながら、送り迎えや学校説明会への参加、情報収集などを担当しています。
受験を始めた頃は、
「父親としてもっと勉強を教えられないと役に立てないのではないか。」
そんな焦りもありました。
でも、小学5年生になった今、少し考え方が変わりました。
父親だからこそできることがあります。
逆に、無理にやろうとしてもうまくいかないこともあります。
今回は、中学受験を経験している父親として、今感じていることを書いてみたいと思います。
父親にできること① 長期的な視点を持つこと
中学受験では、本当にたくさんのテストがあります。
組分けテスト。
カリキュラムテスト。
公開模試。
全国統一小学生テスト。
結果が返ってくるたびに、
喜んだり、
落ち込んだり。
親も感情が大きく揺れます。

私も最初はそうでした。
偏差値が少し下がるだけで、
「このままで大丈夫なのかな。」
と不安になっていました。
でも受験生活を続けるうちに気付いたことがあります。
中学受験は、一回のテストで決まるものではありません。
本番まで一年以上ある中で、
何を積み重ねるか。
どんな成長をするか。
そちらの方がずっと大切です。
だから私は最近、
「今日の結果」
ではなく、
「半年後にどうなっていたいか」
「受験本番の日に力を出せる状態になっているか」
を考えるようになりました。
父親は少し離れた場所から、長期的な視点を持つ役割なのかもしれません。
父親にできること② 家庭の空気を整えること
受験生活が続くと、家庭の空気はどうしても張り詰めます。
子どもは宿題に追われます。
模試の結果も気になります。
親も不安になります。
そんな時、父親まで感情的になってしまうと、家庭全体が苦しくなります。
以前の私は、
「なんでこんなミスをしたんだ。」
「もっと早く始めればいいのに。」
と言ってしまうことがありました。
でも今振り返ると、それで良いことは一つもありませんでした。
最近は、
子どもが落ち込んでいる時ほど、
普通に話をする。
笑える話をする。
美味しいものを食べに行く。
そんな時間を大切にしています。
勉強を教えるより、
家庭が安心できる場所であること。
それも父親の大切な役割だと思っています。
父親にできること③ 教育費をしっかり準備すること
中学受験には、本当にお金がかかります。
毎月の塾代。
春期講習。
夏期講習。
冬期講習。
公開模試。
教材。
参考書。
受験料。
入学金。
そして入学後の学費。
受験は教育への投資でもあります。
私は家計を見ながら、
「どこまで準備できるか」
を考えることも父親の大切な役割だと思っています。
もちろん、お金だけではありません。
「この学校へ行きたい。」
と子どもが思った時に、
できるだけ選択肢を狭めないよう準備しておく。
それも親としてできるサポートの一つではないでしょうか。


父親にできること④ 子どもの話を聞くこと
最近、一番大切にしていることがあります。
それは、
話を聞くこと。
送り迎えの車の中。
外食へ行った帰り道。
何気ない時間に、
息子は学校のことや塾のことを話してくれます。
「今日は算数が難しかった。」
「理科はちょっとできた。」
そんな会話を聞きながら、
アドバイスをすることもありますが、多くは聞くだけです。
子どもは答えが欲しいのではなく、
話を聞いてほしい時もあります。
父親だからこそ、少し距離を置いた立場で話を聞けることもあるのではないかと思っています。
父親にできないこともある
一方で、
無理に頑張ろうとしても、うまくいかないこともあります。
例えば我が家では、
毎日の宿題管理。
細かな進捗確認。
塾との細かな連携。
家庭学習のスケジュール調整。
こうした部分は、妻の方が圧倒的に上手です。
子どもの小さな変化にもすぐ気付きます。
私はどうしても仕事の都合もあり、毎日細かく見ることはできません。
だから最近は、
「全部自分がやろう。」
とは思わなくなりました。
家庭には、それぞれ得意なことがあります。
苦手なこともあります。
無理に同じことをするより、
役割分担した方が家族全体もうまく回ると感じています。
「父親だから」ではなく「自分だからできること」
よく、
「父親は何をすればいいですか?」
という話を見かけます。
でも私は最近、
父親だからではなく、
自分だからできること
を考えればいいと思っています。
仕事の経験を生かして情報を整理する人。
送り迎えを担当する人。
勉強を教えるのが得意な人。
子どもを笑わせるのが得意な人。
どれも立派な役割です。
家庭によって正解は違います。
だから他の家庭と比べる必要はありません。
中学受験は家族のチーム戦
中学受験は、子ども一人では乗り越えられません。
妻が毎日の学習を支える。
私は送り迎えや情報収集をする。
息子は毎日机に向かう。
それぞれ役割は違います。
でも目指しているゴールは同じです。
サッカーでも野球でも、
全員がストライカーではありません。
守る人もいれば、
支える人もいます。
中学受験も同じだと思っています。
家族みんなで一つのチーム。
そう考えるようになってから、
父親としての役割に迷うことが少なくなりました。
まとめ
中学受験で父親にできることは、決して勉強を教えることだけではありません。
長期的な視点を持つこと。
家庭の空気を整えること。
教育費を計画的に準備すること。
子どもの話をしっかり聞くこと。
そして、家族を支えること。
一方で、毎日の学習管理や細かな宿題チェックなど、無理に自分が担当しなくてもいいこともあります。
大切なのは、
「父親らしさ」を目指すことではなく、「我が家らしい支え方」を見つけること。
それが、今の私がたどり着いた答えです。
我が家もまだ受験の途中です。
これからも試行錯誤を繰り返しながら、父親としてできることを一つずつ積み重ね、家族みんなで受験本番まで歩んでいきたいと思います。

