【中学受験を始めて我が家から消えたもの】失ったものと、その代わりに得たもの
こんにちは。
慶應義塾大学を卒業した46歳会社員です。
現在、小学5年生の息子とともに中学受験に挑戦しています。

今日は偏差値や志望校、勉強法の話ではありません。
中学受験を始めて約2年。
最近ふと感じたことがあります。
それは、
「中学受験を始めて、我が家から消えたものがある。」
ということです。
もちろん、それは悪いことばかりではありません。
何かを失った代わりに、得たものもたくさんあります。
今日は、受験家庭になって変わった我が家の日常について、父親の視点で正直に書いてみたいと思います。
最初に消えたのは「土日の自由」
中学受験を始める前の我が家は、ごく普通の休日を過ごしていました。
朝は少しゆっくり起きて、
「今日はどこへ行こうか。」
そんな会話から一日が始まります。
近くの公園へ行ったり、
映画を観たり、
ショッピングモールへ出かけたり、
家族で外食を楽しんだり。
予定を決めるのは、その日の朝ということも珍しくありませんでした。
でも、通塾が始まると、その生活は大きく変わりました。
土曜日は授業。
日曜日は組分けテストや週テスト、復習。
気付けば、カレンダーは塾の予定で埋まっています。
家族の予定ではなく、
塾の予定を中心に生活が回る。
これが中学受験家庭の日常なのだと実感しています。
家族旅行の回数も減った
我が家は旅行が大好きです。
北海道へ行ったり、
マイルを使って飛行機で出かけたり。
旅行そのものだけでなく、
「次はどこへ行こうか。」
と家族で計画を立てる時間も好きでした。
でも最近は、
「今週は組分けテストがある。」
「来週から夏期講習だから。」
そんな理由で旅行を見送ることが増えました。
もちろん、まったく行けなくなったわけではありません。
実際、夏休みには短い旅行も計画しています。
でも以前のように、
「来週空いているから行こう!」
という自由さはなくなりました。
旅行はスケジュールの空いた日に行くものではなく、
塾の予定を避けながら計画するもの
へと変わりました。
夜の家族時間も少なくなった
塾の日は帰宅すると夜になります。
夕食を食べて、
お風呂に入り、
宿題や復習。
気付けば寝る時間です。
以前は夕食のあとに、
テレビを見たり、
ゲームをしたり、
学校であったことをゆっくり話したり。
そんな時間がありました。
今は、その時間が本当に少なくなりました。
少し寂しい気持ちになることもあります。
でも逆に、
短い時間だからこそ、一緒に食卓を囲む時間を以前より大切にするようになりました。
「今日の塾はどうだった?」
「先生がこんなことを言っていたよ。」
そんな何気ない会話が、以前より貴重に感じます。
親の気楽さも消えた
これは一番大きな変化かもしれません。
中学受験を始める前は、
学校のテストをそこまで気にすることはありませんでした。
でも今は違います。
組分けテスト。
週テスト。
公開模試。
偏差値。
クラス。
志望校判定。

結果が返ってくるたびに、
「どうだったかな。」
と気になります。
「一喜一憂しない。」
そう決めていても、正直難しいです。
親もまた、
毎回テストを受けているような気持ちになります。
最近つくづく思います。
中学受験は子どもの挑戦であると同時に、
親の精神修行でもあるのだと。
子どもより親の方が焦っていた
振り返ると、
焦っていたのは息子ではなく、私だったように思います。
周りの子と比べたり、
偏差値を気にしたり、
「このままで大丈夫かな。」
と不安になったり。
でも、そんな空気は子どもにも伝わります。
最近は少し考え方を変えました。
受験は長距離走。
一回のテストで決まるものではありません。
だからこそ、
親が落ち着いていることも、大切な受験対策なのだと思っています。
でも、失ったものだけではありません
ここまで読むと、
中学受験は大変なことばかりに思えるかもしれません。
でも実際は違います。
失ったものと同じくらい、
得たものもあります。
一番大きいのは、
子どもの成長を間近で見られること。
難しい問題を何度も考える姿。
悔しくて涙を流す姿。
できなかった問題が解けて笑顔になる姿。
自分から机へ向かうようになった姿。
以前よりも、
息子の努力を近くで見られる時間が増えました。
これは中学受験をしていなければ、気付かなかった景色かもしれません。
親子で同じ目標に向かう時間
もう一つ得たものがあります。
それは、
親子で同じ目標を持てたことです。
もちろん勉強するのは息子です。
でも送り迎えをしたり、
励ましたり、
一緒に喜んだり、
悔しがったり。
家族全員で一つの目標に向かって進んでいる感覚があります。
こういう時間は、人生の中でもそう何度も経験できるものではないでしょう。
大変だけれど、
かけがえのない時間でもあります。
まとめ
中学受験を始めて我が家から消えたもの。
それは、
- 土日の自由
- 気軽な家族旅行
- 夜のゆったりした家族時間
- 親の気楽さ
でした。
でも、その代わりに得たものもあります。
子どもの成長をすぐ近くで見られる時間。
家族で同じ目標に向かって歩く時間。
努力することの大切さを親子で学ぶ時間。
受験はまだ途中です。
これからも大変なことはたくさんあると思います。
それでも受験が終わったとき、
「大変だったけど、挑戦して良かった。」
そう家族みんなで笑って振り返られるように、一日一日を大切に積み重ねていきたいと思っています。

