【小3夏から始まった中学受験】送迎で感じた親の覚悟【父親が学んだこと】
こんにちは。
慶應義塾大学を卒業した46歳会社員です。
現在、小学5年生の息子とともに中学受験に挑戦しています。

中学受験というと、
偏差値。
志望校。
勉強法。
模試。
そんな話題が中心になります。
でも実際に受験生活を始めてみると、それ以上に大きな存在だったものがあります。
それは、
「送迎」
です。
今回は学力の話ではありません。
小学3年生の夏から通塾を始めて約2年。
父親として感じた「送迎が教えてくれたこと」を書いてみたいと思います。
我が家が通塾を始めたのは小学3年生の夏
我が家が中学受験を意識し始めたのは、小学3年生の夏でした。
その頃は、
「絶対に中学受験をする。」
と決めていたわけではありません。
将来の選択肢を少しでも広げてあげたい。
そんな思いから、まずは夏期講習へ参加したのが始まりでした。
最初は週に数回。
授業時間も今より短く、
親もどこか気楽でした。
「塾に通う生活にも、そのうち慣れるだろう。」
そんなふうに考えていました。
でも学年が上がるにつれて、
授業日数も増え、
帰宅時間も遅くなり、
親の生活も少しずつ変わっていきました。
今振り返ると、
あの日から家族全員の生活が少しずつ受験モードへ変わっていったのだと思います。


行きは一人、帰りは必ず迎えに行く
我が家では、塾へ行く時は自転車で一人で向かっています。
「行ってきます!」
そう言って元気に出発する姿を見ると、
少しずつ成長したなと感じます。
でも帰宅する時間は夜です。
特に秋から冬になると外は真っ暗。
小学生が夜道を一人で帰るには心配があります。
そのため、
帰りはできる限り私か妻が迎えに行くようにしています。
最初は、
「忙しい日は仕方ないかな。」
と思っていました。
でも気付けば、
ほぼ毎回迎えに行くようになっていました。
子どもの安全を考えれば、
それが自然な選択でした。
親の予定も自然と塾中心になる
送迎を始めて一番変わったのは、
親のスケジュールです。
仕事の予定。
夕食の時間。
買い物。
家族の予定。
すべてが塾の時間を中心に組み立てられるようになりました。
「今日は授業が21時まで。」
「今日はテストだから少し早い。」
「夏期講習だから昼から。」
カレンダーを見ると、
一番大きく書かれているのは仕事ではなく塾の予定です。
もちろん最初は戸惑いました。
でも今では、この生活が当たり前になっています。
リモートワークと送迎の両立
私は会社員として働いています。
最近はリモートワークの日もありますが、
送迎との両立は決して簡単ではありません。
夕方になると時計を見ながら、
「今日は会議が延びないかな。」
「この資料は今のうちに終わらせよう。」
そんなことを考えています。
仕事が終わる時間を逆算しながら、
塾のお迎え時間に間に合うように調整します。
時には会議が長引き、
少し焦る日もあります。
渋滞が気になる日もあります。
それでも、
迎えに行く車の中で待っている時間は、
どこか嬉しい時間でもあります。
送迎は「親の覚悟」を試される
中学受験というと、
偏差値。
志望校。
過去問。
そんな話ばかりが目立ちます。
でも実際に始めてみると、
その前に必要なのは、
親の覚悟でした。
送迎。
食事の準備。
生活リズム。
体調管理。
テスト日程の確認。
学校説明会への参加。
親がやることは想像以上にたくさんあります。
しかも、それは数週間では終わりません。
数年間続きます。
だから最近思うのです。
中学受験は、
子どもの学力だけではなく、
親の継続力も試される挑戦なのだと。
車の中は親子だけの特別な時間
送迎には大変な面もあります。
でも、その分だけ良いこともあります。
迎えに行き、
車に乗り込むと、
息子はその日の出来事を話してくれます。
「今日は理科が難しかった。」
「算数は全部できた。」
「先生がこんな話をしていたよ。」
「友達が面白いことを言ってた。」
家ではなかなか聞けない話も、
車の中では自然と話してくれます。
時にはテストの反省。
時には学校であった出来事。
時には何も話さず音楽を聴くだけの日もあります。
そのどれもが、
今しかない時間なのだと思います。
あと何回送迎できるのだろう
最近、迎えに向かう車の中で考えることがあります。
この送迎も、
いつか終わるんだろうな。
中学生になれば、
きっと一人で帰ってくるようになります。
高校生になれば、
親と話す時間も今より少なくなるでしょう。
だからこそ、
今の送迎は決して「作業」ではありません。
親子で過ごせる限られた時間なのだと思っています。
そう考えるようになってからは、
「今日も迎えか。」
ではなく、
「今日も迎えに行ける。」
そんな気持ちに少しずつ変わってきました。
中学受験は家族全員で走る長距離レース
中学受験は、
子どもだけの挑戦ではありません。
送り迎えをする親。
毎日の食事を準備する家族。
励まし続ける母親。
仕事と両立する父親。
家族全員で支えるからこそ、
子どもも安心して挑戦できます。
もちろん大変です。
疲れる日もあります。
でも息子が少しずつ成長していく姿を見るたびに、
「続けて良かった。」
そう思える瞬間があります。
まとめ
我が家は小学3年生の夏から通塾を始めました。
その日から続いている送迎は、
単なる送り迎えではありませんでした。
子どもの成長を近くで感じる時間。
親子で会話をする時間。
父親として覚悟を学ぶ時間。
そして、
家族みんなで同じ目標に向かって歩く時間でした。
中学受験は、偏差値だけでは語れません。
送迎や生活の積み重ねも含めて、
家族全員で挑戦する長距離レースなのだと思います。
これから受験を目指すご家庭にも、
大変な毎日だけではなく、
送迎の時間だからこそ生まれる親子の会話や思い出を、ぜひ大切にしてほしいと思います。
きっといつか、
「あの頃は大変だったね。」
と笑って振り返られる日が来るはずです。

